院長ごあいさつ

INFORMATION

医者十慎あり

第一 慈悲心

第二 学問に功を積むべし

第三 脈をあきらむべし

第四 病源を知るべし

第五 運気を知るべし

第六 経絡をあきらむべし

第七 能毒を知るべし

第八 薬製に念を入るべし

第九 配剤を要として友を嘲るべからず

第十 欲をはなれて貴賤貧富を隔てず慎みて療治を施すべし。そも医道といふは我身の上富栄んためにあらず、萬民の病を癒し、諸人の愁苦を救ひ助くべき為なり。 (理斎随筆)

 

かつて勤務医であったとき、一日に120人を診察したことがございました。しかしそれは投薬マシーンや診断マシーンに過ぎず、こころが通った医療と程遠いものでした。

私達は、ひとりひとりを丁寧に治療いたします。

また、多くの病院がお休みになられている時間帯に診療すること、

そして眼科でメインに行われる白内障手術や網膜光凝固をあえて行わず、眼瞼下垂、流涙症、さかさまつげなど通常の眼科での取り扱いが少ない分野の治療に専心することが、私なりの社会貢献であると考えております。

院長略歴   長内 一 (おさない はじめ)

非医師家庭にうまれ南区真駒内で育つ。札幌南高校卒業
国立山梨医科大学卒業(現山梨大学医学部)、山梨医科大学第2外科、形成外科病院勤務

札幌医科大学眼科に入局し、江別市立病院、旭川厚生病院にて研修
浦河赤十字病院眼科部長 日本眼科学会眼科専門医試験合格
札幌医科大学斜視弱視専門外来スタッフ 医大前中川眼科勤務
札幌医科大学解剖学第2講座研究生(まぶたの研究)

researchmap

学位 博士(医学)/札幌医大第2522号

所属学会 アメリカ視覚眼科学研究会議(ARVO下記学会)、日本眼科手術学会、日本弱視斜視学会、日本眼科学会、日本眼科医会、北海道眼科医会、札幌市眼科医会、日本医師会、北海道医師会、札幌市医師会

img_02

↑ 2005年の米国での学会。デュアン症候群という生まれつきの目の動きが不自由な病気は、まだ原因がわかっていません。この病気の方の脳のMRI写真を詳しく調べると、外転神経という脳神経がに映らないことがあります(この事実は1998年にすでに発表されています)。しかしながら、この神経が映らない方と、アップシュートという特異な目の動きが起きる方の間には相関関係があることがわかりました。(これを発表しました)病気の原因がちゃんと解明できれば、 治すことや予防へのヒントになります。デュアン症候群の権威のジャンポルスキー先生が発表をご覧くださりました。