さかさまつげ(眼瞼内反症)

大きく分けて二つあります。

1)生まれつきのさかさまつげ。

まつげの生え際が、目の方を向いています。

赤ちゃんの頃は問題はありませんが、成長につれ、まつげが太く硬くなってくると、目に傷がつきはじめます(角膜や結膜に傷がつきます)。傷がひどい時は物がみずらくなり、弱視の原因になります。

治療は、全身麻酔で手術を行います。傷はまったく残りませんが、再発した場合は2度目の手術が必要です。私が手術した方で、3回目の手術でようやく治った例があります。

2)老人に多いさかさまつげ。

加齢に伴い、まつげの生え際が、目の方を向いてきます。

目に傷がつくので、なみだ目や充血が起こります。

まつげを抜けば、その場は収まりますが、また生えてきます。つまり放置しても治らないので、治療が必要です。

局所麻酔の簡単な手術で完治します。時間は10ー20分です。もちろん入院の必要はございません。形成外科的に縫合しますので、傷跡はほとんどわからず、クレームになったことはございません。